輝きを強制される僕たちは合言葉まで上書きされる
苦しいと笑ってしまう癖なのに礼賛されて真似までされて
風を受け微笑んだこと馬鹿にされいつの間にやら馬鹿にする側
真剣な悩みを友に打ち明けた 友であったと誤認していた
声なんてもう出せないよ 沈黙がカネなんでしょう ネットに載ってた
はみ出せばその部分から削がれるし痛い思いはあの子でじゅうぶん
心など冷たい方がいいんだよ 傾けただけ傷つく仕組み
嘘なんてバレなきゃいいし悪口は名無しで吐けと親が示した
歳なんて重ねてみてもダサいじゃん どこに素敵な背中があるの
本当は叫びたかった ぐしゃぐしゃに泣いて喚いて僕は僕だと