ブギーサンセット

ガラス瓶を割って青春のノートを引き裂いて思い出の歌を燃やして、それでも無傷の世界を憎んだ。勝手に祝福されている季節が容易く流す光が乱反射して、有象無象の天使たちにウケている。

僕は命を度外視して、悲しいことがあると平気で笑ってみせるんだ。

無と偽善の悪質論は、天使の千切れた羽に問おう。

ママ! 傷だらけのママ! 帰ってきたらご飯にしよう。僕も泥だらけの手でネクタイを緩めるよ。

(気は済んだか?)

そう鏡に問いかけられて、苦笑いしかできなかったよ。