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右耳にはじめてあけたピアス もう戻れないのが心地よかった

2
耳たぶの存在意義を問いかけて二の句失う缶チューハイよ

3
風の丘 耳にピアスを欠かしたら自分らしくはあれないだろう

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二番目じゃダメなんですと涙声ゆれるピアスに嵐の予感

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どれくらい情けなければいいだろう真夜中に聴くピンクフロイド

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新しく増えたピアスホールの意味 ただの傷口として今はまだ

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耳たぶは優しい場所だ誰しものそれがふにふに(触ってもいい?)

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ベランダで風の歌うを聴いている遠く遠くでサイレンが鳴る

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右耳のほくろを占うためだけにそんな近くに寄ってもいいの

10
終わっても耳たぶだけは居残ってふたりの体温未来へ遺す