第十二話 色彩
想いが通じ合うということに起因する自己肯定感は、人生の中で味わう喜びの中でも最上級かもしれないとすら、裕司は感じていた。 毎日が色彩豊かな日々だった。 教室の白いカーテンは風に踊っていたし、彼女の制服の赤いリボンに触れた … 続きを読む 第十二話 色彩
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