短歌 ヒストリー

好きな色も知らない人にプレゼント 有馬記念より緊張する

本当にいいんですねと念押され急にためらう愛の告白

流行らないタバコなんかでごまかして微笑めるのは今のうちです

心にはしっかり棲みついているのに歩幅を知るとイライラしちゃう

左側なんて嫌です支配してほしいの右ききのその腕で

こんなにも心が痛い原因は君なんだから責任を取れ

休日にカフェデートなんてしゃれこんでイオンモールが恋しくなった

練りココア手間暇かけて作ってもものの2分で飲み干す人よ

惚れたほうが負けと思っていたけれど勝負じゃないと笑える二人

ゴールして切ったテープがスタートを知らせる紙吹雪として舞う