1
寝坊助のきみのほっぺをつねるとき我は稀代の悪者となる
2
もしきみが病める朝にはアラームを止めて私もそっと閉ざそう
3
ワイシャツの襟を直してあげるとき きみは黙ってペンギンになる
4
三日月を美味しそうだというきみのとなりでバターになってるわたし
5
濡れるならおんなじ雨にふられたい 風が吹いたらいうことはない
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「ひかりって寂しいでしょう 求められるのに見えない」からきみが好き
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幸せなことしかしらないというのは不幸なことと教えてくれた
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きっときみ苛つくでしょうだからもう「愛して」じゃなく「助けて」という
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トマトマトひっくり返してトマトマト 永遠を知るきみは変態
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きみに宛てLINE打つ手の薬指はそろそろ束縛されるべき