2020-11-06 神無月さよならを見送るだけか秋の風林檎食む頬に夕陽のさしてこそ稲妻と落ちる初恋閃いて目をつむり亡き友と酌む紅葉酒すすきまで手をふり返すひとりの夜快速よ待ち人の住む街も秋オルゴール遠い記憶に照る紅葉赤とんぼ追い越してまた追い越され 笹塚 心琴