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ふっくらと焼き上がったね僕のためだけに死んでくれた秋刀魚ラブ
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それぞれの自宅に小さな火葬場がグリルという名で存在をする
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おいアヒルお前の兄は目の前の丸焼きとして立派であるぞ
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カブトムシ素手でさわれるみたいだしコーヒーもブラック派でしょうあなた
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罪深きパンケーキからのバニラ添え私に明日は永遠に来ない
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溶けるまで氷をじっと睨んでた秋になっても道化のままで
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スポットライトに撃たれて叫ぶ舌 昨日秋刀魚を味わった舌
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ハリネズミの匂いがするわこの街はジレンマだらけ孤独屋だらけ
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帰らない人を待ってる時間まで煮込まれている今宵のカレー
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骨だけになるよう優しくしたつもりつもりはつもりお腹いっぱい
