短歌 光れないからこそ光が当たるああ短所は実は愛せる余地だ

1
揺れていたのは向日葵ときみの影 ソノタオオゼイでいたかった

2
光れないからこそ光が当たるああ短所は実は愛せる余地だ

3
光さす場所を求める僕ら肺呼吸とか自意識とかを手放せないで

4
この蟹は美味いんだけど横にしか歩けなかったってのは本当?

5
灼熱のアスファルトを征くありんこに日傘の影を傾けてやる

6
順番に枯れ朽ちてゆく向日葵のどれも好きって言えたらいいな

7
七文字のうち三文字がパ行だしきっと呪文だポリプロピレン

8
悪口はなるべくやめたほうがいいそういうものは顔つきに出る

9
深海魚あいつらたぶんエラ呼吸すらしてなくてでも生きてて ね

10
あのひとは光に向かいチャリを漕ぐしかも変顔までうまかった