断言が断罪になるというのなら早く私を馬鹿と貶して
この駅に快速列車が止まらないのも寂しさも私のせいだ
鈴虫に唆されて僕はいま誰も知らないソリストになる
メロディを重ねるたびに嘘がほらバレていくから早く歌おう
むかし観た映画みたいと君が倦む 喫煙室の隅の秋桜
熟れた月 ごめんなさいをまた告げる 命未満は実りを知らぬ
ピッチピチ キャピキャピ ウフフ 嬉しいな 生きてるだけで老けてくなんて
黒板に爪を立てたら合図です 誰も彼もが標的になる
綺麗事だからと避けて本当に汚いものから逃げ続けてる
傷を傷のままにしてあるのは左隣で笑うあなたのせい