短歌 雪の日のラジオ

1
ふつおたはフランスのオタクじゃないの。「よくある質問」に入れておく?

2
大雪の予報を告げる予報士の隠せぬ笑みが音声に乗る

3
眠れない夜に何処かのくだらないトークに励まされる(ありがとう)

4
まだまだだまだまだすぎてまだなのだ それでもいいとおもえたらよい

5
線路上に雪が積もれば列車らは鉄塊として息を潜める

6
秒針を見つめる瞳炯炯けいけいと 生きているのがつらいんですね

7
「みずがめ座?やっぱりね!」って指さされても微笑みを絶やさずにいる

8
【変人を見たらみずがめ座と思え】→大丈夫もう受容したから

9
おたよりが採用されたよるきみも孤独なのかとボリューム上げる

10
雪の日のラジオ居場所はここにある泣くも笑うも自分次第だ