砂時計

「僕とユイは、5月のバラに祝福されて結婚式を挙げました」 ある青年の苛烈な妄想と、彼に寄り添う彼女の決意を裁くかのように、今日もこの街には雨が降る。
「君を傷つけるものは皆、殺してやる」。それでも彼女は、彼を愛せるだろうか。

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