短歌 ほぼほぼ恋だ
1 星の降る夜に限って味噌がないコンソメもない散歩に行こう 2 ドリアって半端な気持ちで頼んだら火傷するとかほぼほぼ恋だ 3 諍いを仕留めてしまう激辛のカレーを求め下北沢へ 4 怒ってる? きみが怒っていることを全く気…
1 星の降る夜に限って味噌がないコンソメもない散歩に行こう 2 ドリアって半端な気持ちで頼んだら火傷するとかほぼほぼ恋だ 3 諍いを仕留めてしまう激辛のカレーを求め下北沢へ 4 怒ってる? きみが怒っていることを全く気…
1 花束を抱きしめるときは誰もが花に抱きしめられていること 2 餅つきは無理をしちゃだめ餅つきでなくても無理はしないでほしい 3 困りますくしゃみひとつで深刻な顔して髪を撫ぜられましても 4 先生が一般人に戻っても私にず…
1 おせちには初日の午後でもう飽きた意味を持たないものが食べたい 2 もしかしてそれ春の海? ひょろ〜〜ってとこぴろ〜〜でもいい? 3 近すぎてわからなくなる大切なことだからこそ距離を置きたい 4 お薬のもう半分は暴力で…
1 モミの木の撤去作業もこの時期の風物詩って呼んでいいよね 2 あってくれ神よ奇跡よ真実の愛よ全てに舌を出すから 3 黒歴史白い初恋青い春管を流れるおかしな血の赤 4 クエスチョンマークを「はてな」って言う人とドーナツ盤…
1 「心にも痛散湯が効いたらな」そのつぶやきは笑っていいの? 2 mixiに2があるなら後継は3じゃなくて「シン・mixi」にする 3 それを見てゴミと思うか何らかの欠片とするかは自分で決める 4 「これは誰?」「芸能人…
1 慟哭を胸の奥底に閉じ込めきみはいちごを最後に食べる 2 ジャムもいいそのままもいいあれこれを間違えたってきみは正しい 3 こめかみに居座る声に狼狽えて「誰か」と呼べば私がいるよ 4 抱きしめる天に中指突き立てて笑われ…
1 生真面目に首を振ってる扇風機に人さし指を深く突っ込む 2 お手紙を書いてみました彼岸には BY AIR MAILで届きますか 3 適切に検討しますしっかりと議論を重ねあとは知らない 4 「満月はよつ葉バターのパンケー…
「眠れない」 彼のその一言で、深夜のサイゼへ繰り出すことになった。玄関を出てすぐ、師走の冷えきった空気が頬を鋭く刺したから、ああ、ちゃんと冬なんだな。なんて当たり前のことを、しみじみ思ったりした。 サイゼが24時間営業を…
1 踏ん張ったのは私だけじゃなかったプラごみの山に見える美学 2 ただいまを言ってもらえると思った無人の部屋にさす冬の陽光 3 来年の干支がへびだと思うとき今年は辰と思い出してる 4 流星を見ようとドアを開けたけどきみは…
1 落ちている小鳥へ向ける祈りあり雑踏に溶けるきみの視線は 2 祈りますきみがそのままきみらしく私を殺したくて在ること 3 約束は生きていくよの宣言だオッケー、みんな死ぬまで生きろ 4 ささくれのたったひとつも許せない夜…