満たされるつもりなどない 愛情に底があるとは思えないから
私たち重ねた日々が鮮やかに広がってゆく影が愛しい
ゆく季節に柔らかなサヨナラを真白いベッドの上で告げるの
銀河系の隅っこでまだ泣いてるの 胸を裂くならフレアを想え
リトマス紙みたいにわかりやすいひと 嘘がつけないところも一緒
情熱を薔薇に託した歌の所為 私は耳を塞ぎ続ける
僕らみな太陽の子と笑えればどこにもパンダがいなくたって
「この処理に時間がかかります」とある ならば今宵は踊り明かそう
どこまでも線路が続くとしたなら特急列車で君へ突っ込む
人びとが好奇心にて仰ぎ見る真紅色した神の履歴書