1
カレー屋の屋号が変わった気がしててチェックのためのバターチキンだ
2
新宿のエスカレーターのくだりに終わりがないと思わなかった
3
各停はだめなわたしをだめなまま古書とカレーの国へ導く
4
踊れないアルゴリズムはリズムだと思ってたけどアルゴってなに
5
銀の月 夏が死んだと気がついて声も殺して君が笑った
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泣いてたの? なんてきけずにしめやかな夜を引っ掻くプラネタリウム
7
言い訳を数える指が足りなくてきみのも借りてまだ足りなくて
8
まばたきを忘れてしまうほどの空お前にだけは許されている
9
カフェオレとカフェラテの差を知らずとも生きてゆけますそれも笑顔で
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撃ち落としはじめて知った感触が忘れられない 金木犀の